ポッティングとは

ポッティングとは

FAQ

ポッティングとは

 プロモのポッティングとは、主剤となる「ポリオール」と硬化剤の「イソシアネート」という2つの液体を化学反応させた透明なポリウレタン樹脂を、シールラベルに塗布し硬化させる加工です。
塗布時のウレタン樹脂は、シールラベルの表面を流れるように広がり、ラベルの端まで流れていくと、表面張力で樹脂が漏れずに止まります。自然乾燥させると、透明なツヤと高級感のある美しい仕上がりのドーム状のポッティングが完成します。
※基板へのコーティングや接合部への接着剤としてのポッティングは構造的にはできますがプロモでは行っておりません。

⇒ポッティングについてはこちら

ポッティング材は?

ポッティングの材料は主にウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂が挙げられます。プロモではウレタン樹脂によるポッティングシールを作っております。
これらの樹脂は簡単に言うと接着剤にも使用されている材料です。透明の接着剤をシール等に塗布して硬化させて固めるイメージの技術です。

脱泡(脱気)とは?

ポリウレタンの元となるポリオールとイソシアネートの2液の樹脂は水分と結合しやすいため樹脂内にある水分を分離する作業が必要になります。その際、真空ポンプを使用して脱泡(脱気)という作業を行います。

⇒脱泡動画はこちら

どのようなメリットや付加価値がありますか?

一番のメリットは高級感の演出です。また、ポッティング加工を施したドームシール製品は、表面が軟らかく弾力性を持ち、傷つきにくく印刷面の保護になり、耐久性や耐候性、耐水性の向上にも役立ちます。さらにプロモのウレタン樹脂は紫外線による劣化をしない無黄変タイプ。これらによって、長期に渡って製品を使用することが可能です。

どんな形にも施すことはできますか?

鋭角に関しましては表面張力が効かない関係上、角Rにして頂きますが、その他に関しましても、極端に細いデザインなどでなければ、基本的には対応させて頂けます。

厚みはどのくらいですか?

プロモのウレタン樹脂では2.0mm前後厚になります。

乾燥時間はどのくらい?

プロモのウレタン樹脂では塗布後、完全乾燥には温度25℃の環境で12時間かかります。湿度も乾燥するまで40%以下です。基本、温度・湿度は乾燥するまで一定にします。樹脂によっては早く乾燥するものもあれば時間のかかる樹脂もあります。40~60℃程度の温度の設定で乾燥機にいれることで2~4時間程度で乾燥させることもできます。※更に温度を高くすれば乾燥時間は縮めることはできますが急激な化学反応により硬化中に反りだしたりする恐れがあります。

透明下地はできますか?

透明シールラベルにポッティング加工することで、下地の透ける仕様となります。

ゴールドやシルバーはできますか?

シートラベルを樹脂と相性の良いゴールドメディアシートやシルバーメディアシート上に印刷することで、ゴールドやシルバーのポッティングシールが可能となります。

どのような素材にもポッティングは可能ですか?

弊社では基本的に塩ビ・PETなどのフィルム系メディアでシールラベルを製品や使用する環境に合わせて使い分けます。(紙はポッティング樹脂が染み込むため対応しておりません。※紙やマット紙を使用したい場合はPETラミネート加工をしてください。)また金属、アクリルにも塗布することは可能です。

どのくらいの大きさまで加工可能ですか?

ポッティング加工の最小樹脂サイズは5mm×5mmまたはφ5mm、最大樹脂サイズは400mm×200mmまで対応しています。

黄ばみませんか?

プロモで使用するポリウレタン樹脂は無黄変タイプになりますので紫外線による黄ばみはおきません。

ウレタン樹脂は安全ですか?

プロモでは国内メーカーの安全なウレタン樹脂を使用しております。SDSやRoSHの資料の提出も可能です。

何に使うのですか?

お客様のお考え方次第で色々使用できるとは思いますが、弊社ではキーホルダー、クリップ、カードケース、リールキー、タブレットケース、バッグハンガー、メーカー製品エンブレム、ロッカーナンバー、カート、販売機、店頭POPパーツ、滑り止め、衝撃吸収クッションゴム、保護フィルム等に使用されています。

ラメ入りはできますか?

誠に申し訳ございませんが、弊社ではラメ入り樹脂には対応しておりません。

弊社のポッティングではギアポンプという機械を使用して塗布しています。この機械は正確な流量の樹脂を吐き出すために、ポンプ内にいくつもの歯車を使用しています。この歯車内にラメなどの不純物が入り込むと歯車同士がかみ合わなくなり破損する危険性があるため、弊社でのラメ入りポッティングは誠に申し訳御座いませんが、ご遠慮頂いております。

いろいろな言い方が?

弊社ではポッティングと言っていますが、他ではポッティングシール、ドーミング、ドームシール、エポ盛り、樹脂盛り、3Dステッカー、クリアドームステッカー、樹脂盛りシール、樹脂シールなど様々な言い方があります。ニッチな市場の為、今でも言い方が定まっていない現状です。プロモではポッティングという名称で広めたいと考えています。

ポッティングマシンに使える樹脂は?

プロモで使用しているウレタン樹脂にあわせて機械を作り上げました。他の樹脂の選定はしておらず取り扱うウレタン樹脂は現在1種類のみです。それ以外の樹脂は保障外となります。樹脂と機械はデリケートな面があるため簡単には樹脂を変えることができません。

ダイナミックミキサーとは?

モーターを使用して動的にミキシングするミキサーをダイナミックミキサー(パワーミキサー)といいます。逆にモーターを使用しない静的にミキシングするミキサーをスタティックミキサーといいます。ダイナミックミキサーは短い長さのミキサーで強制的に早く攪拌することができます。スタティックミキサーは長いミキサーでじっくりと攪拌することができます。樹脂の性質によってどちらも一長一短です。